石川県金沢市（金沢南地区）の運動器傷害を専門とする治療機関

超音波観察外来（エコー外来）

　当院では、治療成績の向上を遂行させるために、質の高いより高度な診断が必要であると考えております。その際に、この超音波画像診断装置（エコーとも呼ばれております）を用いて、診療を行っております。
　エコーは人体に無害で非侵襲的であり、Ｘ線撮影とは違って被曝の心配もなく、妊婦の方でも安心して受けていただけます。
　例えば、骨折や腱断裂、肉離れ、靭帯損傷などにおいては、血流量や動画撮影をすることにより、その修復過程を確認しながら治療を進めることができます。その結果、具体的な運動（スポーツ）復帰時期や運動強度の指導、日常生活においての注意事項などを、より詳細にお伝えすることを可能としました。

　

　
　当院では最新の高解像度、高性能な超音波診断装置 canon Aplio a Verifia（左写真） を導入し、従来の機器では解読困難な組織も可視化を実現することができるようになりました。さらにHITACHI Noblus（中央写真）、現場でも活躍可能なポータブル性の高い Arietta prologue（右写真） と３台の機器体制であらゆる外傷、障害に対処できるよう準備しております。
　また組織の硬さを色で表示できる「エラストグラフィー（下写真）」モードに関しても、RTE（リアルタイムティッシェエラストグラフィー）、SWE（シェアウェイブエラストグラフィー）の２つの手法からより詳細な組織状態を確認しております。赤い色の部分は柔らかく、青い色の部分は硬い組織をこのように色分けで識別します。